Tさま邸インタビュー

OLYMPUS DIGITAL CAMERA奥さま: インタビュアー=北島: 小川:小

家造りを考えるきっかけになったことは何ですか?

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

:主人が亡くなって、一人でね、2Fへの上がり下がりが面倒になったんですよね。荷物も減らす方向で考えていたし。地震や台風対策で瓦を変えなきゃと思っていたのよ。安心を考えていたんですよ。安心して」くらしたかったんですよね。

:そうですよね。今回の工事で、高橋さんが思い描いていらした理想の家、というものはありましたか?耐震性や収納の他に。

:そのときはこちらの思うようにやって頂いたから、特にはなかったですね。

:ご立派な和室があるしね。

:本当に素敵な和室ですよね。天井が高くて、拝観料とって開放されてもいいくらい。

:もう50年ですからね。でも、廊下なんて剥げてきているところがあるんですよ。それもいいのかしらね。

:それもいいんんですよ。今の新建材なんかじゃこんなに味が出るまでもたないです。やっても塗装ぐらいしかできない。

:そうですね。先日、親戚関係で9名集まったんですけれど、8帖と6帖の二間を開放しなくても8帖だけで充分でしたよ。外で集まればね、2時間ぐらいでまた移動して、なるけれど。

:お庭がまた立派だから、会合なんかには本当にぴったりな場所ですよね。

:畳をほめていましたよ。

:ああ、和紙の畳ね。ヘリを無でひいてあるから綺麗ですよ

色が褪めないのよね。

:そうですね。非常に焼けにくい。

:午前中は結構日が入るけれど、褪せないのよね。最初、和紙、て聞いたときには、「和紙?大丈夫かしら、紙で」と思ったの。

:紙縒りですよね。紙を縒ってある。

:みんな褒めますよ。「これなんですか?和紙で大丈夫なの?」ていうから、「大丈夫だからやったのよ」て言うの(笑)

全員:

:縁がない、てあんなに感じが違うんですね。すっきりして開放感というか。

:私も縁無にしてよかったと思っていますよ。襖も全部替えたし、よかったですよ。

 

工事をやらせて頂く前の、理想とされていた家とは?

:年齢考えると、建替えも考えましたけれど、ただ、主人、両親が建てた家を壊すということが嫌だったんですよ。それで、2階を取っちゃえばコンパクトにもなるし、耐震もできるしというお話を聞いて、建替えは10%ぐらいしか考えていなかったですね。

:そうですか。

:まあ、建替えるくらいの費用はかかってしまいましたけれど、でもね、建具もいいの。家の中も目をつぶっても歩けるぐらいに慣れているしね。

:いや、柱も、土台も、すばらしいですよ。柱だって4寸角(12cm角)のものを使っているしね僕らからすると柱なんてぐちゃぐちゃと壊すなんて本当にもったいないものを使っているしね。その辺がリフォームにされた理由ですかね。

:そうですね。社長に相談して、リフォームでも耐震もできるとおっしゃって頂いたし。もうね、「どなたでもどうぞ、来てください」て、言えるの。それから娘たちも、ここへ入ることになったし。 私も安心していられるし。

:それも安心ですよね。

:そうなんですよね。でもいいように使われてるのよ。自分たちが住むのに、リビング壁面の収納や、玄関のドアやね、後からあれこれ、お母さんにやっといてもらえばいいや、てね(笑)

:子供はそんなもんです(笑) でも、本当に変え時でしたよね。白アリもね。

:思い切ってやってよかったですよ。本当に。

 

神明工務店を選んだ理由とは?

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

:そうですね。やはり堅い仕事をされるところ。あとは以前台風のときにも、店舗のシャッターが風邪でめくれちゃったときに、夜中だったのに、困ってお電話したら、「僕今家にいるからすぐ行きます」て、すぐ来てくださって。飛ばないようにめくってしばって、という応急措置をしてくださった。そんな信用もあったし。地域のお付き合いということもあるしね。

安くスーパーで買い物する時代になってもね、御用聞きで昔からきてくれるところにお願いしていたの。何かあったときは本当に助けてくれるんですよ。トイレットペーパーやお米が世の中に足りなくなったときもね、どうしようかしらと思っていたら、「大丈夫だよ、高橋さんのお宅の分はとってあるよ」と、持ってきてくれたんです。ありがたったでよ。家の両親がそうだったから。商人だったし、そのときに言われたんです。「お前たちはこれからここで商売していくなら覚えておきなさい。浮気はしちゃいけない。商人は持ちつ持たれつ」これと思ったら、なにがあってもその人に頼めば、こうやって考えていてもらえる。

でもうちはね、電気屋さんでも何でも決めている人がいるんです。頼めば高いこともわかっているんです。でも無理が利くんです。

:もう全部わかってくれているから、何かの時には、一から調べなくてもいいから早いし、解らないと最初から調べ直すから結果、余計な時間とお金がかかってしまったりもするんですよね。

:そう。だから、浮気はしちゃいけない、て、そういうことなんですよね。変なものも売りつけないしね。

:そんな風にうちも思っていただけて、本当にありがたいことです。

:子ども達にも言ってはいるんです。やっぱり近所は大事ですよ。今は隣に誰が住んでいるかわからないなんて多いでしょう。

:そうね、挨拶しても返さなかったりね。

:なんだかね、人間が冷たくなった気がするの。まあ昔気質といえばそうなのかもしれないけれど。

:でも、それが本来の姿だと思いますよ。

:そうですよね、「困った時は助け合って」ていうね。

:本来はそうあるのが普通なんですけれどね。

:本当にね、遠くの親戚より、近くの神明さんよ。

:いやあ。本当にありがたいです。

 

今住まわれていて、住み心地はいかがですか?

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

:住みやすい。本当に住みやすくなりました。ただね、天井が高いから中々温まらない。人が多いとなんていうことはないんでしょうけれどね。

:またこの炬燵も大きいですよね。すごく立派。

:炬燵じゃなくてテーブルなのよ。この天板は神明さんで無垢で作っていただいたでしょう。人が集まると小さいものが置いてあったのだけれど、娘の案で、遊んでいたテーブルを使ってその上に布団を掛けて、神明さんに天板を作ってもらって。みんなに炬燵?て言われるの。女だったら9人は入れるのよ。

:キッチンも天井高いですもんね。

:天井は前のまんまでしたっけ?

:そうです。高さはいじっていません。今は柱は10尺、大体3mなんですが、昔はね丈三て言って、4mのが一般的だったんですよ。4寸角の丈三、4m、それが普通に使われていたんです。段々貸家用にもう少し小さいサイズというので3寸5分、10.5cmの高さ3mというのがでてきたんですよね。

そのあと、建築基準法がうるさくなって、高さを低くして隣に日が当たるようにしましょう、二階までの高さを6~7m、屋根までの一番高いところまでを8mぐらい。4mの柱を二本つないじゃうと飛び出ちゃうから、それで3mの柱を使うようになたんですよね。

一つは基準法の悪さですよね。だからせせこましい家ばかりになってしまってきましたよね。昔は8尺なんていうと納戸でしたけどね(笑)

:最初に神明さんに両親がお願いしてから、もう40年ですもんね。

:そうですよね~。懐かしいな~。

:まだ独立されてすぐぐらいよね。

:そうですね、まだ一人でやってた(笑)

:まだその頃は私は口なんて出せる立場ではなかったけれど、きちんとやって頂いていたのよね。

:ありがとうございます。

:社長、足はこちらに向けて眠れないですね。

:大丈夫です。僕は西に足を向けて寝ているから(笑)

:なにもそんなことないんですよ(笑)また、お父さまが本当に腰が低い。もうどなたに対しても、同じなのよね。
お会いすると、帽子をとってご挨拶されるのよ。本当にすばらしい。

:いやあ、ありがとうございます。一番身近ないいお手本です。

15年以上前に対面式にキッチンを造ってもらって、それも本当によかったの。お客さまをこの居間にお待たせしていても、向こうのキッチンにいても対面だから、お待たせしっぱなしにならないで、お話しながら準備ができるのよね。主人にも、「なんだ、一緒に食えよ~」と言われたけれど対面にしてからは、顔見ながら次に出すものが作れるからね、本当によかったんですよ。

今回の工事でね、震度3ぐらいだと気づかないこともあるほどだし。安心して暮らしています。

 

これから工事をされる方に、何かアドバイスをいただけますか?

:今、これから妹がお世話になっているけれども、とにかくいろんなアドバイスをしてあげてください。わからないことだらけだけれど、北島さんのご経験から、アドバイスしてやってくださいな。

:ありがとうございます。では、私に何でも聞いてということでよろしいでしょうか?しっかりやらさせて頂きます。

~本当にこのたびは、ありがとうございました~

 

 

Top